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2006年12月19日 自治体を甘やかす総務省 長先生の勉強会です。 公認会計士だけに公営企業会計の経理処理の問題点についても言及されました。 持ち出したのが、浜松市行財政改革推進協議会会長である鈴木修・スズキ自動車会長の発言です。以下のようなことを言われているそうです。
公営企業会計の経理は、粉飾推奨経理である。 しかし、総務省は違法性がないと強弁している。 1.退職給与引当金がほとんど計上されていない。 2.支払い済みの退職金が、5年間繰り延べできる。 3.転籍職員の退職金は最後の勤務先が払う。 4.現金赤算30億円でもOK 5.繰り損が巨額でも債務整理しなくとも良い。
4はある都市でこのような事例があったそうです。5は赤字が放置されていて誰も責任を取らない仕組みになっているということです。 1・2・3については、我が都市の意見書でも指摘しています。会計士ならずとも、会計の基礎を知っていれば、誰が見てもおかしいのです。経営者の視点で見ても、とても経営状況を正しく表した決算書とは言えず、これではまともな経営ができないとの思いを鈴木会長は持たれたのではないでしょうか。私も「これは粉飾ですよ。」と再三言っているのですが、役人の多くは目を白黒するばかりで、なかなか腰が重いのです。
しかし、長先生の発言がボディーブローになりそうです。 「先生が議員に知恵を付けた」ということで、議員からの追求を恐れた企業会計が対応を考え始めているらしいのです。 でも、「誰かが長先生の裏で糸を引いているんじゃないか。」とある課長が言ったとか。誰って、我が社で長先生と同じ考えを持っているのは唯一私しかいないじゃないですか。 長先生を呼ぶことになったのは議員のアンケートで先生がトップになったからで、『ガイアの夜明け』効果ですよ。私に糸を引けるような力はありませんし、第一、議員に知り合いすらいないんですからね。もちろん、発言の誘導もありませんよ。レジュメは事前にできており、手心を加えようもありませんでしたから。 「まだ我が社はこんなことを言っているのか。」と思うと、ほんと情けないです。
2006年12月18日 長隆先生を迎えて テレビ番組「ガイアの夜明け」をご存知でしょうか。この5月頃に自治体病院の再生がテーマとして取り上げられたことがありました。公認会計士で総務省地方公営企業アドバイザーの長隆(おさたかし)先生がどのように難題に取り組まれているのかを取り上げたもので、うちの事務局全員が視聴しました。この回の視聴率は普段の2倍もあり、1〜2年後には続編が企画されているそうです。きっと薄々危機感を感じている地方公務員がたくさん見たんでしょうね。 先日、何とその長先生とお話をさせていただく機会に恵まれました! うちの議会の勉強会講師として来られたのですが、その前に“同業者”として議会事務局の方の計らいでお昼をご一緒させていただいたのです。 大変活力にあふれる方で、ウィットに富んだ方で、私のような者にもざっくばらんにお話して下さいました。「ガイアの夜明け」では市長を怒鳴りつけていましたのでかなり“おっかない”イメージがあり、少し恐れながら対面したのですが、そんなことはなく、とても気さくな方でした(イメージどおりの一面も本当はあると思いますけど)。 「ガイア」での一件も、実は裏話があってやむを得ず先生が悪役をせざるをえなくなったんだそうです(裏話はナイショ)。
先生によると、病院改革は医師・看護師が働く意欲が持てる職場を作ることだそうです。特に地方で医師不足が叫ばれていますが、それはその病院が選ばれていないということで、給与以外でも魅力がある病院には医師は集まると言われていました。現場の医師は肉体的にも精神的にもひどく疲弊しており、それを解消することが先決とのことです。
議会での勉強会では、病院の会計にもかなり手厳しいご意見をおっしゃっていました。特に退職金問題です。「繰り延べや引当金未計上は粉飾だ」と強い口調でした。まずは、正しい会計処理を行い、実態を明らかにするところから始めなければならないとのことです。これについては、講演前に私からうちの病院の状況をお話しましたので、先生が私を後押ししてくださる格好になりました。議員も問題意識は持ってくれたでしょうから、今後の展開がやりやすくなります。大助かりですよ。うちのお役人さんも大勢傍聴していましたから、私が日頃から言っていることが間違っていないということがちょっとはわかってもらえたかなぁ?
これから議員からの発信により病院改革が飛躍的に進むことを切に願います。外圧がないとホントに進みませんから。少なくとも病院の会計処理問題については我が都市で私しかわからないでしょうから、私を利用する動きが加速して欲しいものです。 勉強会後、あるお偉方から「先生はああ言うけど、そう簡単にはいかないんだよな。君も半年いたからわかるだろ。」としっかり釘を刺されてしまいましたが、私はしがらみはありませんから市民の方を向いてめげずに頑張りますよ!! |