TOP


『自治体病院 (わたり)を廃止出来ないようでは医師不足の解消はおぼつかない』 (長 隆)

人件費率を民間病院並みに50%以下にできなければ 公設での存続は難しいのはいまや共通の認識である。

自治体病院の勤務医師の給与が 開業医の半分以下である一方 事務職などが民間に比べて30%以上高い現状を放置したまま医師離れを嘆いているのは無知なのか無責任なのか?

人件費に実質人件費の委託費を加味すれば70%以上の比率の自体病院は医師の琴線に触れる・努力すれば報われる経営体質に出来るわけがない。
ガイアの夜明けで私は病院事務管理部門18人中管理職が12人いることを捕らえて管理職は1人で十分・定員も半分でよいといった。
民営化で退職金300人,1人当たり2000万,計60億必要しかし引き当てゼロと酷評した。
市長は強い自己規律・倫理観であくまで公設・公営で行くと宣言したが・聖域に触れず医師の共感を得ることが出来るとは思えない。
しかしこの種の自治体病院はかなり多い・こういう病院から医師が消えていくのである

(まずは 〜わたり〜の即廃止が必要である)

わたり”は昇給を目的に職務や責任の実態を無視して上位の職務や級に昇格させる制度で成果主義の法の原則に照らし違法の可能性が高い。努力することが無駄と思わせ完全廃止が当然である。
社会保険病院のように 労働協約破棄も辞せずの姿勢こそ地域医療守るための第一歩である


自治給第82号
平成9年11月14日
各都道府県知事殿
各指定都市市長
自 治 事 務 次 官


地方公務員の給与改定に関する取扱いについて
級別職務分類表に適合しない級への格付け(いわゆる「わたり」)を行っているものその他実質的にこれと同一の結果となる級別職務分類表又は給料表を定めているものなど、給与制度及びその運用が不適切な地方公共団体は、必要な是正措置を講ずること。


(解説)
わたり”
実際の職務の内容の当てはまる給与表の級よりも上位の級の給与を支給すること。主任である職員に、係長並の給与が支給されるといった具合である。昇任せずとも長年勤続すれば上位の級に昇給できる仕組みである。
各部署ごとに職(部長、課長、主幹、係長、主査、主事などの肩書き)の定員が固定化されていることと年功序列が挙げられる。公務員は職により給与表から給与額が算定されて支給される、 職名を変えず、給与表外の給与を支給し、職員の不満を抑えるのが目的である。
わたりは地方公務員法の給与規定に違反する可能性が非常に高く、民間から見ると非常に不透明な給与支給である