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志木救急市民病院

行政からの情報 ”2006・9 SIKI SITY” 埼玉県 志木市長 長沼明

『曙光 夕張市立総合病院を視察する』

財政が破綻し、財政再建団体の指定を決めた夕張市には、内科・外科・整形外科など10科の診療科目を有する救急病院がある。

病床数は、一般病床131床 療養病床40床の171床で、志木市民病院の100床より少し規模は大きい。

市の財政そのものが厳しい時、市立病院の運営はどのようにされてきたのか、又、医師はどう確保してきたのか、志木市にとっても他人事ではないと思い、研修させていただく。

経営成績は(平成16年度決算約35千万円の赤字、志木救急市民病院は約2800万円の赤字)しかも一般会計からの繰入額は約11000万円(志木救急市民病院は約18000万円。企業債残高は約5億円(志木救急市民病院は約35千万円)あるほか他会計からの借入金が約1億円ある。

しかも一時借入金が約39億円もある(志木救急市民病院は、0円)医業収益が約15億円の病院で医業費用が約19億円、この一時借入金の金額は、重い。

一方流動資産の現金預金は、約280万円しかない。(志木救急市民病院は約36800万円)担当者のお話によれば平成13年度と14年度については、一般会計からの繰入額は、ゼロであったという(志木救急市民病院は、それぞれの年度で約18000万円と約22000万円)

現在、常勤医師の確保については、内科医が3人、整形外科医が1人、歯科医が1人の計5人しか確保できていないという(志木救急市民病院は、内科医が2人、外科医1人、小児科医3人、整形外科医1人、麻酔科医1人の計8人)

従って夕張市立総合病院では小児科と外科は現在休診中だという。

病床利用率も平成16年度は一般病床が約44%(志木救急市民病院は約78%)・療養病床が約72%という。現在は、一般病床で入院患者が約45人くらい。療養病床で約25人くらいという。

そもそも、夕張市立総合病院は、昭和5712月に北海道炭鉱汽船(株)夕張新炭鉱の廃山により、夕張市が買収し夕張市立病院になったという経緯があるという。そして、炭鉱事故などで亡くなったご主人の奥様を、准看護婦として採用してきており、しかもその給料は、ご主人の給料に準じたものになっていたという。

看護師の数は、平成174月時点で55人(志木救急市民病院は53人)だが正看護師と準看護師の割合は半々程度で、前述のような経緯があるので、給与水準は高いという。

以下略〜〜

〜〜自治体の財政を破綻させようと 観光政策を推進してきたわけではない。政治家としては、地域福祉の向上を願い、地元の発展を実現するような政策も推進しなければならない。難しい選択をその都度その都度決断してきたのだろう。

夕張市の再生を願うと同時に、市長として、考えさせられることの多い視察であった。

(長 隆のコメント)

 200612月下旬からは 武部元幹事長 菅総務大臣・高橋知事・鳩山幹事長などVIPが続々視察していますが 埼玉県の長沼 志木市長は 破綻直後に視察されたようです。

しかし志木救急市民病院も苦戦中です。フットワークの良い若き市長の行動力にエールを送ります。

私は昨年6月 フジTVで コメントさせていただきました。このたび評価の高い「ニュータイムス」(地元月刊誌 定期購読)の取材を受けました。私見(『ニュータイムス20072月号048−472−1840』を是非お読みいただきたいと思います。

志木市議会2月定例会前には出版されるようです。

埼玉県 志木市民の皆さん!!病院の困難な状況は必ず乗り越えられると思います。確執を超越して市民の皆さんが共通の認識を持っていただく必要があります。