TOP![]() 夕張市立病院のアドバイザーが小樽で講演 2007年03月02日朝日 新聞 “夕張のアドバイザーが教えます” ■「破綻」教訓に病院経営問う/小樽であす講演 「夕張市の財政破綻(はたん)の教訓、教えます」――。多額の不良債務を抱える一方で、新築計画が進む小樽市の市立病院のあり方を問う講演会が3日午後2時から小樽市民センター(同市色内2丁目)で開かれる。講師は夕張市立総合病院の経営アドバイザーを務める長隆氏。夕張市の事例を踏まえ、自治体病院のあり方を説く。 長氏は公認会計士で、総務省の地方公営企業経営アドバイザーを務めた自治体病院の経営再生の専門家。夕張市では「身の丈にあった医療」を掲げ、診療所としての再建を後押ししてきた。 小樽市の市立病院は新築計画が進む一方で、医師の退職と患者離れが深刻。病院事業会計は資金不足に苦しみ、一般会計から多額の借り入れを続けたが、夕張市と同じく帳簿上、新年度に借り入れ、出納整理期間(4〜5月)に前年度分を返済するのを繰り返してきた。 道は夕張市の財政破綻を受け、小樽市に是正を求めたため、計44億円の不良債務が表面化した。 長氏は「医師不足を解消するために多額の資金を投じて病院新築をめざす事例が目立つ」と最近の自治体病院のあり方に疑問を投げかけている。2日に小樽市に入り、市立病院を現地調査。講演はこれを踏まえて、医師不足を生む背景や望ましい地域医療について言及、分析する。 講演会の主催は、小樽市内の内科医で「小樽の医療を考える市民の会」の代表を務める高村一郎氏ら。入場料は500円。問い合わせは高村内科医院(0134・23・8141)へ。 |
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