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JAPAN Medicine05/9/21

県立病院改革
06年度末に3病院廃止

地元自治体等へ移譲
県立病院の統廃合など、県立病院改革を進める福島県は、9病院・1診療所のうち3病院・1診療所を2006年度末に廃止する。
 リハビリテーション飯坂温泉病院(福島市、191床)は民間へ、三春(三春町、86床)、猪苗代(猪苗代町、65床)の2病院と本宮診療所(本宮町)は地元自治体へそれぞれ移譲する。また、県立病院の新たな経営形態として、地方独立行政法人化などの検討に着手した。
 これらの方針は、福島県行政改革推進本部が7月末に策定した「県立病院改革実行方策」に明記した。方策には、3月策定の「県立病院改革に係る基本方針」に基づき、統廃合など各県立病院の在り方と、経営に関する改革方針を実現させるため、工程表付きで具体的な取組み内容を定めている。
 実行方策によると廃止する3病院・1診療所のうち、リハビリテーション飯坂温泉病院については、05年度中に機能などを移譲する民間病院などを公募、選定した後、07年度初めに移譲先へ引き渡す。
同病院の付属診療所である本宮診療所も同様に、07年度初めに本宮町へ敷地などを引き渡す。

 
三春、猪苗代の2病院も、07年度初めに、それらの機能などをそれぞれ三春町、猪苗代町に引き渡す。
 一方、会津総合(会津若松市、401床)と喜多方(喜多方市、135床)の2病院を統合し、新設する「会津統合病院(仮称)」については、05年度中に機能、規模、立地場所、整備手法などの検討を行う方針。
 また、県立病院として存続させる矢吹(矢吹町、精神294床)、宮下(三島町、55床)、南会津(田島町、150床)、大野(大熊町、150床)、の4病院は、06年度中にそれぞれに求められる医療機能の充実・強化策をまとめ、実行可能なものから着実に実施していく。

地方独法化も検討

 経営改善の視点からは、健全な経営基盤の確立に向けて、05年度中に経営等改善アクションプログラムを改定する。地方独方化や指定管理者制度など、新たな経営形態についても検討する。また、県立病院改革による職員の処遇をめぐっては、全庁的な人事異動を行うほか、退職勧奨制度を活用した希望退職者の募集や、移譲先病院への再就職あっせんを行う。