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常勤医不足の町立飯綱病院 民間への経営委託断念 2007年2月24日(土) 信濃毎日新聞 上水内郡飯綱町は23日、常勤医不足が続く町立飯綱病院について、検討していた民間への経営委託を断念したことを町議会全員協議会に報告した。委託を打診していた社団法人地域医療振興協会(東京)から受託しない方針を伝えられたという。町は今後の経営のあり方について、病院理事者や識者などで作る「病院事業検討委員会」で再検討する方針を示した。 町は全協に、委託の検討に当たって同協会に依頼していた、病院の経営分析や職員の適正数などに関する調査の概要も報告。経営状況について「過大な病床規模、設備投資が1番の問題」「人口動向や国の医療政策から、経営は一段と厳しさを増すと予想される」との分析結果が示されたという。 その上で、経営改善策については「療養・一般合わせて161ある病床を一般だけの50床に削減」「療養病床の介護老人保健施設化」「無床診療所化」など7案が提示された。 協会側は、病床の縮小を行えば受託を検討する余地があるとしたが、同病院の2005年度の病床利用率が約84%に上ることや、1日当たりの外来患者数が350人いることなどから、町側は「縮小は住民の理解を得られない」(遠山秀吉町長)と判断。協会側は黒字化が見込めないなどとして、受託しない意向を示した。 協会は全国33カ所の公立医療施設の運営を受託している。町は昨年7月、「医師の確保も期待できる」として、協会への委託を打診、調査を依頼していた。正式報告は来月出されるが、方向は変わらない見込みだ。 |