TOP

『総務大臣の姿勢は変わるか?〜御用納めの翌日夕張を視察したが具体的なお土産はなし?〜』(長 隆)


12月31日・1月1日 夕張市立総合病院で救急患者に対応し連日当直の村上医師に心から感謝を申し上げると共に夕張市民に夕張市の再生は 病院から始まったことを知って安心して頂きます。「夕張市立総合病院の零年」は幕が開きました。

医療法人財団夕張希望の杜は新年,はやい時期に北海道庁から設立認可されます。指定管理者に選任されましたら市民の期待に応えた医療が行なわれると思います。公募ですから選任が確定したわけではありませんが、理事・評議員は北大教授はじめ地元公的病院の院長・北海道の有力者が多数就任しておりますので指定される可能性は高いと思います。

医療法人夕張希望の杜は夕張市から病院への税金投入を求めません。税金投入なしに 医師を充足させ利益を出し税金も払います。初年度は収支均衡程度でしょうが2年度から利益で医師・看護師の招聘・医療機器の購入をいたします。

総務大臣が過去夕張市に更なる努力を求めたことは当然であります。
しかし病院については 全員分限免職するなど限界まで経営改革したのです。
町から去ることが出来ない弱者である市民のために他の自治体に交付していると同程度の財政支援をすることは 仮令財政再建団体としても当然であります。
今回の総務大臣の夕張視察での所見はそのことを示唆していただいたと思い安堵いたしました。


(関連情報@
 
朝日新聞 12月29日

菅総務相が夕張市を初視察 国の財政支援について言及
200612292219
 菅総務相は29日、今年度末見込みで約360億円の累積赤字を抱え、来年度から財政再建団体となる北海道夕張市を初めて視察し、記者会見で「一定水準の住民サービスは、国として市民に約束する」と述べた。安倍首相から子どもと高齢者への配慮を指示されたことを明らかにし、国の財政支援について北海道庁と調整する考えを示した。

 菅氏は、同市が11月に作成した財政再建計画案で小学校を1校だけに統廃合するとしていることについて「2校も考える余地がある」と指摘。高齢者のバス運賃に対する市の補助を廃止する計画に対しても、廃止させない方向で政府として支援するという


(
関連情報A
あいさつする鳩山由紀夫幹事長,と荒井聰衆院議員=夕張市役所で民主・鳩山氏――政府批判 空振り?
 市職員の大幅な削減や住民の負担増など財政再建計画案のとりまとめ作業が大詰めを迎えた夕張市に、国会議員が相次いで訪れている。12月25日は鳩山由紀夫幹事長ら民主党の国会議員団が訪問。29日には、菅総務相が視察や意見交換のためにやってくる。総務省が「全国最低」の暮らしを迫るなか、関係者を迎える市民や道・市職員の思いは複雑だ。


 民主党の鳩山由紀夫幹事長や荒井聰衆院議員ら10人の同党夕張市調査団は25日に夕張市役所を訪れ、後藤健二市長ら市幹部や住民らと懇談した。鳩山氏らは、財政再建計画案が「総務省からの押しつけだったのでは」と問いかけたが、後藤市長は「国といろんな協議調整はしたが、あくまで夕張市が計画したもの」と答えるだけだった。


 夕張問題で、民主党の基本スタンスは「夕張とともに汗をかく、知恵を出す」(荒井氏)ことだという。市民らに痛みを強いる財政再建計画案が、総務省や与党サイドからの一方的な押しつけだという主張を、アピールしたかったようだ。が、住民をなるほどと思わせるような「知恵」は披露されずじまい。


(
関連情報B
「現場主義」12月29日 に――菅総務相 政治的思惑見え隠れ
 一方の菅総務相の訪問は、年の瀬も押し迫った夕張市の「御用納め」と重なる29日だ。総務省幹部は「自分の足・目で見る現場主義」と説明する。
 夕張市民に「全国最低の暮らし」「全国最高の負担」を迫っている総務省のトップで、自らも夕張に「さらなる努力」を求める発言を繰り返してきただけに、総務相のこの時期の訪問は何らかの政治的な意味合いをこめているのでは、と見る向きもある。

 ただ、複数の関係者によると、今回の訪問は、12月20日に東京であった武部勤・自民党前幹事長の政策グループ結成の会合で、菅氏に夕張への訪問を依頼することを決めたことがきっかけという。同グループには夕張を含む道10区を選挙区とする飯島夕雁衆院議員がおり、菅氏の訪問にも同行する。

 周囲の議員の政治的な思惑による訪問という色合いが濃厚な中で、総務相が何らかの支援策などの「おみやげ」を準備しているかについて、総務省幹部は「期待されても何もない」と断言。「何も持っていかないんだから、(市民の)ガス抜きにはならない」とも述べている。

 現職大臣や大物政治家の訪問に対して、市民や市職員の反応は複雑だ。

 市職員(45)は「(訪問が)遅いという印象だが、現状を見てもらって成果が出るところもあるだろう」。男性会社員(47)は「マスコミの批判が道や国に向いてからの来訪という印象がある」と批判的だ。

 「真剣に考えていますよ、というパフォーマンスだけでは。何を期待していいのかわからない」(市関係者)との突き放した見方もある。