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『江別市立病院を反面教師に!余りにも遅い行政の対応を批判する』(長 隆)
江別市立病院
昨年8月内科医の全員退職という異常事態をうけて江別市長は最重要課題として取り組む決意を表明していました。
2007年2月9日の報道を見て取り組みが余りにもスローモーであることを指摘せざるをえません。これでは医師が皆病院を去ってしまったのは最もだと思います。
あり方検討会を発足させたのはよいが 11月にスタートさせるという緊張感のなさである。更に5回も委員会を開いて4ヶ月間かけて2月になって答申という有様である。
いつまでにどうするという具体性が見えない。これでは医師が戻る経営体質になったとは到底いえないようである。
ちなみに埼玉県立病院改革推進委員会は3月間で報告書提出し 委員会開催中でも出来ることは即日実施された。
江別市はどうも決意の表明だけのようである。これでは官僚による経営は無理と断定せざるを得ない

江別市立病院:常勤医退職問題 あり方検討委が答申、医師の負担軽減を /北海道毎日新聞2007年2月9日
◇内科医確保へ
内科医の大量退職に伴う患者減少で江別市立病院の経営が悪化している問題で、同病院あり方検討委員会(加藤紘之委員長ら6人)は答申を小川公人市長に提出した。緊急の対応策として内科常勤医の確保を図り、専門性の高い医療を提供する地域のセンター病院としての役割・機能を果たすべきだと提言した。答申を受け、小川市長は9日記者会見し、「着実に実行していきたい」と再建へ決意を示した。
同病院は06年3月に12人いた内科常勤医が10月に不在となり、06年度の決算は14億2000万円の赤字となる見込みだ。今年1月からは内科常勤医を2人確保しているが、患者数の回復には至っていない。
答申には(1)救急医療に関する勤務医の負担軽減(2)カルテの電算化などに対応する医療事務補助員の採用(3)医療紛争への病院の組織的対応(4)院内保育所設置(5)経験を積んだ熟練医師の半日勤務などでの活用−−などを盛り込み、一人一人の医師の負担軽減や女性医師・看護師を採用しやすい環境作りを提言した。さらに、院長に予算、人事権を与え、強力なリーダーシップで医師・看護師の確保と採算性を考慮した経営改善に取り組むべきだとした。小川市長は昨年11月、学識経験者6人に同病院の役割を諮問し、これまで5回、委員会を開いてきた。【小崎学】
江別市立病院内科系診療体制について
先般、市議会厚生常任委員会でご報告申し上げ、過日新聞報道でも伝えられておりますとおり、現在大変遺憾ながら市立病院の常勤内科系(消化器科、呼吸器科、循環器科)医師の退職により、9月末から市立病院では入院治療ができない状況となっております。
4月の消化器医師の退職以降、私を筆頭に市立病院副院長、事務長を始め一丸となって後任医師の補充について、大学医局は勿論のこと、考えられるあらゆる手だてを講じているところでありますが、市民の皆さまを始め大変多くの方々に多大のご迷惑とご心配をおかけしておりますことと皆様への報告が遅れましたことにつきまして、深くお詫び申しあげます。
なお9月以降は、診療時間は変更となりますが、外来診療につきましては、出張医師による一定程度の診療は可能となりました。
今後とも医師確保につきましては、最優先課題として継続的に努力して参りますが、現状ではもう暫く時間を要する次第であります。
皆様には、大変ご迷惑、ご心配をお掛けする結果となりますが、ご理解の程お願い申しあげます。

2006年9月3日北海道新聞
全内科医が辞職 江別市立病院 過酷勤務「燃え尽きた」
「もういっぱい,いっぱい。燃え尽きました」。
九月で市立病院を去る中堅の内科医は,病院での勤務を振り返る。
この医師は月八回,市立病院に一九八四年に併設された市夜間急病診療所(夜診)から回ってくる重症患者らを治療する「拘束」で夜勤に入ってきた。非番でも患者が運び込まれれば,自宅から駆けつける。これに日中の毎日百人の外来と入院患者の治療が加わった。
月の半分は自宅に帰れない。倒れそうになると院内で仮眠し,そのまま夜勤に入る。内科医の派遣元の北大第一内科に増員を頼んだが,医師は来なかった。「これ以上無理です」。医師は昨秋,院長に辞意を伝えた。
「総合病院の中にあって,深夜でも見てもらえる」という評判が広まり,患者は増え続けた。
「このままだと全員がつぶれる。夜診を切り離し,市内の民間病院と二次救急を分担できないか」
別のベテラン医師は二年前から,市の夜診運営委員会で訴えてきた。
ところが,運営委は今年三月,「併設でいく」との結論を出した。
「とてもやれない」。ベテラン医師は辞意を固めた。
内科全員の辞職の申し出に驚いた市は四月,夜診の市役所錦町別館への移転を決めた。
この医師は「全員が辞めることになってようやく動きだしたのか」と,あきらめの気持ちだけが募ったという。
せつないですね。
ほんと、コピペしてるだけでもせつないですね。
私も僻地で医療をしている身として
胸に刺さるような状況です。
行政の無理解。
地域住民の襲撃にも似た夜間診療。
日常の激務とそれに対するあまりに低い評価。
「医者だからがんばって当たり前」
という風潮の中、わたしは自殺した先輩を知っています。
再起不能になるほど体を壊した先生も知っています。
私自身も、2度の入院を経験しています。
悲しいことです。
まったく子供との思い出が作れないほど
仕事に埋没してしまうのは。
夏休みも冬休みも取れず、
土曜も日曜もなく病院にいく生活。
私も地方で燃え尽きるまえに自分に出来ることを探して あがいています。
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