地方医療 医師自ら処方箋/登米市講演会

2019.08.19


地方医療 医師自ら処方箋/登米市講演会/課題検証 定着期す 医師や医学生に地方の地域医療を考えてもらう登米市の医療講演会「これからの医師の働き方を考える」が10日、同市内であった。市が本年度、仙台や東
2019.08.11 河北新報記事情報 


地方医療 医師自ら処方箋/登米市講演会/課題検証 定着期す

 医師や医学生に地方の地域医療を考えてもらう登米市の医療講演会「これからの医師の働き方を考える」が10日、同市内であった。市が本年度、仙台や東京など市外を含めて計6回行う講演会の第1弾となる。

 都市と地方の2地域で働く医師を誘致し、登米市などで訪問診療を展開する「やまと在宅診療所」が企画。県内や首都圏、関西から医師5人と医学生2人を含む約30人が参加した。

 渡辺誠副市長は「登米は医師が非常に少ない地域。地方の医療問題を考え、働くきっかけにしてほしい」とあいさつ。市の担当者が同市の病院事業と医師不足に伴う課題を報告した。

 「登米市で自分ができること、自分らしい働き方とは」をテーマに、医療関係者によるワークショップも実施。市が医師確保のため目指している基幹型臨床研修病院指定について医師から「優秀な指導医の確保が最も大切」との意見があった。医学生は「この地で働くにしても自分の子どもの将来の教育がどうなるかが心配」と声を上げた。

 参加した東北医科薬科大4年田中裕也さん(25)は「地方の地域医療に課題が山積していることがよく分かった。在宅医療に興味があり県内で就職するつもりなので、とても参考になった」と話していた。

 講演会第2弾は24日午後4時20分から仙台市青葉区のアエル6階で行われる。連絡先はやまと在宅診療所0220(22)9832。