六日市病院存続へ協議 島根県吉賀町初会合 来年2月結論

2019.07.08

六日市病院存続へ協議 島根県吉賀町初会合 来年2月結論
2019.07.06 


六日市病院存続へ協議

吉賀町初会合 来年2月結論

 吉賀町の六日市医療技術専門学校が2021年度末で閉校することが決まり、同町の六日市病院の常勤医師2人が他病院へ異動したことを受け、町は4日夕、地域医療の在り方を考える検討会議の初会合を町役場で開いた。病院の存続に向けて協議し、来年2月に結論を出すことを申し合わせた。社会医療法人が運営する同病院を公立化する案などが出た。

 検討会議は町と県、同病院を運営する社会医療法人石州会の担当者たち委員8人で構成。事務局は町保健福祉課に置く。会長に岩本一巳町長、副会長に同法人の谷浦博之理事長を選んだ後、非公開で協議した。

 町などによると、会合で同法人が厳しい病院の経営状況を報告。将来的に不足する可能性がある医師や看護師の確保策と、病院への新たな支援策を話し合っていくことを確認した。「病院の機能維持に向け、公立化も検討する必要がある」「町独自の給付金制度を拡充するべきだ」などの意見が出たという。

 同病院は救急対応などを担う町の基幹病院。看護師の大半は同校の卒業生で、閉校決定に伴い今春、常勤医師8人のうち2人が山口県の病院に異動した。現在は、島根大医学部から医師の派遣を受けて診療している。

 岩本町長は「町民が安心できる暮らしを確保するため、安定した医療を提供する形を考えていきたい」と話している。(根石大輔)



中国新聞社