広尾町国保病院内医療介護連携支援センター*患者の情報 電子カルテで共有*来月から業務本格化

2019.06.26

広尾町国保病院内医療介護連携支援センター*患者の情報 電子カルテで共有*来月から業務本格化
2019.06.22 北海道新聞

 【広尾】町国保病院(計良基治院長)は7月1日から、院内にある「広尾医療介護連携支援センター」の業務を本格化させる。在宅介護を受ける人の医療情報を医師と共有し、迅速な医療サービスにつなげる。

 センターは地方独立行政法人に移行後の5月28日に開設。藤田幸子内科医長がセンター長となり、準備を進めてきた。訪問診療、訪問看護でタブレット端末を使い、電子カルテを共有することで、素早く医療ニーズを把握する。

 藤田センター長によると、電子カルテは北斗病院(帯広)と同じシステムで、緊急時には専門医の指示も受けられるほか、患者の状態を画像で送信することもできる。一方、国保病院は町内の診療所、介護施設とも連携、入院患者に施設を紹介するなど、個々のニーズに応じた医療・介護の提供に努める。

 町国保病院では外部委託を含めて、現在約30人が訪問診療、看護を受けているといい、同センターはさらに対象者を増やしていく考えだ。藤田センター長は「地域医療で『国保病院らしさ』を発揮したい。相乗効果が生まれ、患者が利用しやすくなれば」と話した。(大能伸悟)