青森市民病院、県病との統合「議論する状況でない」黒字化優先 市長が見解

2019.02.06

青森市民病院、県病との統合「議論する状況でない」黒字化優先 市長が見解
2019.02.02 

 県病院局が今月公表した県立中央病院の将来構想案に、他の医療機関との統合・再編を視野に入れた検討を進めることを盛り込んだことを受け、青森市の小野寺晃彦市長は1日の会見で、市民病院との統合の可能性について「市民病院を黒字化しなければ、どういう議論にも乗れない。その先を議論できる状況ではない」との見解を示した。

 市民病院の経営に関し、市長は「黒字化は来年、再来年と短期的にはできず、中期的に改善しなければならない」と説明。その上で「県全体の地域医療を検討するのは県の役割。県の内部での検討があると思う。われわれは県全体の中ではワンプレーヤー。出血部分(赤字経営)を止め、必要なら投資するのがワンプレーヤーとしての使命」と述べた。

 県病と市民病院の統合に関しては、市議会一般質問の場で、市議が青森操車場跡地の県有地部分に建てるよう要望している。同跡地へのアリーナ整備に向けた有識者会議でも、県有地に市民病院や東郡5市町村を含めた中核病院を建設してほしい―との意見が出ている。

(岩崎満)

東奥日報社