市立三笠病院 統合を*市医師会委が提言*岩見沢市立に

2019.01.28

市立三笠病院 統合を*市医師会委が提言*岩見沢市立に
2019.01.24 北海道新聞 


 【三笠】三笠市医師会が設置する第三者委員会は、市立三笠総合病院(199床)を岩見沢市立総合病院(484床)に統合し、三笠市内には公的診療所を置くとする提言をまとめた。三笠市などに提出したが、市は「提言をどうするかは全くの白紙」としている。

 道によると、地域の医師会側が公的医療機関の再編について行政に提言するのは珍しい。

 第三者委は地域医療のあり方を検討するため設置され、座長の石井吉春北大公共政策大学院特任教授、前札幌医大学長の島本和明日本医療大総長ら7人で構成。昨年9月に議論を始め、今月10日に西城賢策市長に提言を説明した。

 提言では、施設の老朽化が進む市立三笠病院について、人口減に伴う患者減少や医師確保の難しさなどから「単独での存続や建て替えは困難」と指摘。三笠市に置く診療所は岩見沢市立総合病院が一体的に運営し、入院機能は基本的に同病院に委ねるとしている。

 石井特任教授は「南空知の地域医療の将来は危機的状況。広域連携し持続可能な態勢を構築してほしい」と話す。(山口真理絵)


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