牛久・つくばセントラル病院 地域医療支援病院に承認 連携高め、紹介率向上

2018.11.30

牛久・つくばセントラル病院 地域医療支援病院に承認 連携高め、紹介率向上
2018.11.28 



牛久市柏田町のつくばセントラル病院(竹島徹院長)は、地域医療支援病院の承認を受けた。拠点病院としての機能を高め、地域の診療所などと連携し、双方で患者の紹介数を増やしたことなどが評価された。取手・龍ケ崎地区の2次医療圏で3カ所目、県内では17カ所目となる。同院は「地域の開かれた病院として役割を果たしていく」と話している。


地域医療支援病院は、身近なかかりつけ医との連携を強め、患者の相互紹介や、医療機器の共同利用、救急医療などの役割を果たす拠点病院。つくばセントラルは8月下旬、他の2病院と同時に県から承認された。要件の病床数(200床以上)は313床で、設備面も満たし、救急受け入れは2017年度で2444件あった。

コンピューター断層撮影(CT)や磁気共鳴画像装置(MRI)、放射線治療のサイバーナイフといった医療機器を他の病院や診療所に提供した共同利用の例も同1970件あった。

紹介率は、初診患者数のうち、診療所や他病院から紹介された割合が50%、同病院から診療所や他病院への紹介も70%をそれぞれ超えた。医師グループが開業医を定期的に訪問し、信頼関係を深めてきたという。

柴田恭宏副院長は「患者の囲い込みを禁じるという方針を進めた。紹介率を上げていくのは難しいが、紹介を受けたものは返していくということも徹底した」と強調した。

国は、入院や在院の日数を短くする方針を示している。つくばセントラルは平均在院日数が12年度に18.8日だったのが17年度は12.3日になった。

竹島院長は「承認を目指し10年間かけて取り組みを進めてきたことが認められた。急性期医療への対応をより強めて、地域の要請に応じていく」と見据えた。(綿引正雄)