市立病院の診療収益 9月は4億円を割る*特別委*地震直撃、過去5年で最低///病院を続けられるかどうか非常事態

2018.11.08


市立病院の診療収益 9月は4億円を割る*特別委*地震直撃、過去5年で最低///病院を続けられるかどうか非常事態



2018.11.06 北海道新聞 


 【江別】市議会市立病院・地域医療検討特別委員会(清水直幸委員長)が5日開かれ、7~9月期の病院の経営状況が報告された。胆振東部地震で外来・入院患者が減った9月の診療収益は3億6315万円と4億円を割り、単月では過去5年で最低となるなど、厳しい実績が示された。

 9月の入院患者は5348人、外来患者は1万1447人で、ここ最近の入院6千人、外来1万3千人ペースを割り込んだ。

 9月だけでなく7、8両月も診療収益は4億3千万円台と計画を大きく割り込んだ。4~9月の診療収益は累計24億8259万円にとどまり、計画の年間61億8480万円到達は難しい状況。

 特別委では「診療収益は前年度実績の54億円を割り込む50億円台になる。純損失は前年度の6億9千万円を上回り、病院を続けられるかどうか非常事態」と厳しい指摘が相次いだ。

 病院は「厳しい状況は認識しているが、今後の収支動向は材料費など費用を見定める必要がある」とした上で、「収益悪化は内科医の退職が相次ぎ、後任が確保できていないことが大きい。院長以下病院全体で患者を増やし、手術をこなすなどの収益向上に取り組んでいる」とした。

 内科医は16年度の27人が17年度16人、18年度当初は12人となり、11月に9人になった。(山本哲朗)