来月移転の新病院公開 帯広厚生 /北海道

2018.10.25


来月移転の新病院公開 帯広厚生 /北海道
2018.10.24 北海道朝刊


 十勝地方の中核的医療機関である帯広厚生病院は23日、11月に移転する新病院(帯広市西14条南10丁目)を、管内市町村長やJA関係者、報道機関に公開した。JA北海道厚生連の西一司会長は会見で「一層の地域医療活動に貢献していきたい」と述べた。

 新病院は10月に現病院の西側約1キロ付近に完成した。建築費は約225億円。延べ床面積は現病院の1・3倍の6万3500平方メートルで、駐車場は1・4倍の887台分を備える。

 病床は約半数を個室にし、いまの748床から651床に減らした。終末期の患者が過ごす「緩和ケア病棟」も新設。CTやMRIの機器を増やし、手術台に血管造影装置を組み合わせた「ハイブリット手術室」なども新たに備えた。自家発電設備も充実させ、新病院では3日間、100%の電気をまかなえる。

 一方、新病院にはKYB製のオイルダンパーが制震装置に使用されている。検査データが改ざんされた製品か否か返答がないといい、西会長は「もし不良ダンパーの場合、早期に交換してもらう」としている。

 現病院の一般外来は10月30日まで。新病院には11月1日に入院患者を移し、5日に一般外来を再開する。(中沢滋人)