八雲病院2年後廃止 患者転院へ

2018.06.13

八雲病院2年後廃止 患者転院へ
06月07日 NHK

道南の八雲町で筋ジストロフィー患者などを専門とする八雲病院について、運営する国立病院機構は2年後に廃止し、現在入院する200人あまりの患者は札幌市と函館市の病院に転院すると発表しました。

八雲町にある八雲病院は、道内では数少ない、筋ジストロフィーや重度心身障害の専門病院で、現在、200人あまりの患者が入院しています。
病院を運営する独立行政法人、国立病院機構は八雲病院について、建物の老朽化や入院患者の家族が通いづらいことから再来年8月に廃止するとした基本計画を発表しました。
計画によりますと、入院患者は札幌市の「北海道医療センター」と函館市の「函館病院」でそれぞれで新設する病棟に受け入れるということです。
また、八雲病院では隣接する養護学校に通う患者も多いことから、移転後も継続して学べるよう特別支援教室などを整備することにしています。
これについて日本筋ジストロフィー協会北海道地方本部の竹田保本部長は「医師の確保など難しい状況の中、八雲病院の廃止は仕方ない。患者にとっては移送後、外出する機会も増えるが、介助が必要となることから、今後は関係自治体の協力を求めていきたい」と話しています。