「栗山赤十字 整備早急に」*医療検討町民委が最終会合*診療科目の拡大など提言

2018.06.01

「栗山赤十字 整備早急に」*医療検討町民委が最終会合*診療科目の拡大など提言
2018.05.31 北海道新聞 


 【栗山】「栗山町の医療環境整備を検討する町民委員会」(梶良行委員長)の最終会合が29日夜、町役場で開かれ、老朽化が進み耐震基準を満たさない栗山赤十字病院の整備などについての提言書をまとめた。

 提言書は、今年で築38年の栗山赤十字病院(136床、10診療科)について「整備に向けた検討を早急に行うこと」とした。診療体制については「医師確保や採算性の問題が解消された際、診療の科目や日数(特に耳鼻科と皮膚科)の拡大」「総合診療医の配置」-を挙げた。

 地域医療体制では「栗山赤十字病院と開業医との連携強化」、広域医療連携では「2次医療圏の地域センター病院である岩見沢市立病院との連携強化」などを掲げた。最終会合後、梶委員長から提言書を受け取った佐々木学町長は「提言書を基に医療環境の充実に努めたい」と述べた。

 委員会は2016年6月、町内の医療機関や各種団体の関係者16人に委員を委嘱して発足。アドバイザーに国立病院機構函館病院の伊藤一輔・名誉院長を迎え、29日を含め計9回の会合を重ねてきた。佐々木町長は無投票で初当選した4月の町長選で「栗山赤十字病院の改築を含めた将来的な医療環境整備の全町的な検討を進める」との公約を掲げた。(田中雅章)