仙台市包括外部監査/市立病院「独法移行を」

2018.05.10

仙台市包括外部監査/市立病院「独法移行を」/仙台市包括外部監査人の瀬戸卓公認会計士は22日、本年度の病院事業に対する包括外部監査の結果を公表した。市立病院(太白区)について「経営効率化に向けた取り組み
2018.03.23 河北新報


仙台市包括外部監査/市立病院「独法移行を」

 仙台市包括外部監査人の瀬戸卓公認会計士は22日、本年度の病院事業に対する包括外部監査の結果を公表した。市立病院(太白区)について「経営効率化に向けた取り組みが十分とは言い難い」と述べ、地方独立行政法人化を視野に入れた経営形態見直しの必要性を指摘した。

 2031年度の経常黒字化を掲げた市立病院の「改革プラン2017」を点検。救急患者受け入れ数などの目標が達成済みの数値を下回っており、「安易な数値目標を設定した感は否めない」と疑問を呈した。

 医業収益に占める職員給与費の割合が他の政令市の公立病院に比べ「高い水準にある」と強調。要因を分析し、改善策を次期経営計画に盛り込むよう求めた。

 経営形態の在り方について、総務省が15年3月に策定した新公立病院改革ガイドラインに基づいて検証した結果、「現行の経営形態で十分な経営効率化を図ることが可能と言えるか疑問」と指摘。「地方独立行政法人への移行が望ましい」と結論付けた。

 今回の監査では、仙台オープン病院(宮城野区)設置者である公益財団法人仙台市医療センターの財務状況も調べた。

河北新報社