山武市長に松下氏 人口減対策訴え初当選 /千葉県

2018.04.17

山武市長に松下氏 人口減対策訴え初当選 /千葉県
2018.04.16 



 無所属の新顔2人が立候補した山武市長選は15日に投開票され、前県議の松下浩明氏(57)=自民推薦、公明支持=が、元市議の小川一馬氏(63)を破り、初当選を果たした。当日有権者数は4万4775人。投票率は48・10%(前回46・66%)だった。

 4町村の合併で誕生した同市の初代市長で3期目の椎名千収市長(72)が引退を表明。選挙戦では、合併後に加速した人口減少への具体策や、市が単独で設立した地方独立行政法人「さんむ医療センター」の将来像などが焦点となった。

 合併前の旧山武町長を務めた松下氏は、市誕生に関わったことから、「市政への責任を果たしたい」と主張。その後の県議11年の経験を踏まえ、県政とのパイプもアピールした。選挙戦では、JR成東駅北口の再開発や、空き家を活用した移住支援などによる人口減対策の実現を訴え、支持を広げた。椎名市長の支援も受けた。

 小川氏は、市が示している小中学校の統廃合計画を「市民不在の議論だ」と批判し、計画の一部凍結を掲げた。また、さんむ医療センターの移転改築反対や出産祝い金の創設などを主張したが及ばなかった。

 前職1人、元職1人、新顔3人の計5人が争った市議補選(被選挙数2)も15日に投開票された。


 ■山武市区の県議補選、開票作業続く

 無所属の新顔2人が立候補した県議補選山武市選挙区(被選挙数1)は15日に投票が行われ、開票作業は深夜まで続いた。立候補していたのはネット新聞代表の鈴木匡哉氏(48)と前山武市議の小野崎正喜氏(49)=自民推薦=。当日有権者数は4万4788人。投票率は48・07%だった。

 今回の県議補選は、同日に投開票された山武市長選に立候補した前県議の松下浩明氏(57)の辞職に伴い実施された。


 ■山武市長選の得票

 当 11,432 松下浩明 57 無新〈自〉〈公〉

   9,797 小川一馬 63 無新

 =確定得票

 (〈 〉内政党は推薦・支持)

     *

 松下浩明(まつしたひろあき) 57 無新(1)

 〈元〉県議・自民党県副幹事長・山武町長・町議▽千葉経済短大