へき地診療、医師育成 岡山大と新見市、寄付講座で協定 /岡山県

2018.04.03


へき地診療、医師育成 岡山大と新見市、寄付講座で協定 /岡山県
2018.03.31 朝日新聞 



 岡山大と新見市は、県北西部の地域医療に精通した医師の育成・研究をする寄付講座の設置について協定を結び、29日に調印した。新見市が2018年度から5年間、毎年2200万円、計1億1千万円を岡山大に寄付し、2人の医師が新見市のへき地診療所を拠点に活動する。

 新見市は県内でも有数の医師不足の地域。池田一二三市長によると、市内6カ所のへき地診療所を1人で担当していた医師が高齢で3月末に引退することになった。診療継続のため、岡山大に寄付講座「県北西部(新見)総合診療医学講座」を開くことにしたという。

 岡山大からは、40代の中堅内科医2人が4月から週3日、新見市に通い、診療を担当する。また、新見市を拠点にへき地医療特有の課題を抽出し、問題解決の方策を探る研究や、中山間地の医療を支える若手医師の育成・教育をしていく。

 槙野博史学長は「地域の人たちに若い医師を育ててもらう。また、その過程で、地域の課題をサイエンスの視点で解決できる人材を育成していきたい」と話した。(中村通子)