名市大付属病院化を検討 東部と西部医療センター

2018.03.07

市大付属病院化を検討 東部と西部医療センター
2018年3月3日
 名古屋市議会二月定例会は二日、本会議を再開し、各会派の代表質問で五人が登壇した。市は東部医療センター(千種区)と西部医療センター(北区)を、名古屋市立大(瑞穂区)の付属病院とするための検討に入る考えを明らかにした。山田昌弘議員(民主)の質問に答えた。
 付属病院化で名市大医学部から人材供給を受けられ、安定、継続的に医師を確保できるメリットがある。市によると、福島県で県立二病院が県立医科大の付属病院となった例はあるが、これまで政令市ではないという。
 東部は救急医療、心臓・脳血管疾患などの高度専門医療を、西部は小児・周産期、がん医療が中心。医師数は増加傾向だが、一月時点で、両病院合わせ十三人の欠員がある。医師の労働環境の改善も迫られている。
 山田議員が「付属病院化で優秀な人材を確保でき、一層、高度な医療を市民が受けられるようになるのでは」と質問したのに対し、大原弘隆・病院局長は「メリット、デメリットについて調査分析を進め、検討する」と答えた。河村たかし市長も「せっかく名市大に医学部があるので、賛成でございます」と述べた。 (梅田歳晴、中山梓)