佐野市民病院:民営化問題 新法人へ譲渡決定 /栃木

2017.12.14

佐野市民病院:民営化問題 新法人へ譲渡決定 /栃木
2017.12.12 毎日新聞



 佐野市民病院の民営化問題で、佐野市は11日、現在の同病院指定管理者「医療法人財団青葉会」が設置する新法人に譲渡する方針を明らかにした。

 この日、12月定例市議会厚生常任委員会は、新法人への補助金の債務負担行為を計上した補正予算案を可決。本会議での議決を経て、新法人と譲渡に関する協定を結ぶ。

 債務負担行為は、民営化に移行する2018年度から5年間で最大15億円を交付する移行期間運営費補助金と、新病院建設などに充てるため21年度から10年間で最大30億円交付する施設整備補助金。市と新法人準備室との事前協議では、移行期間の補助金は、経営赤字の補填(ほてん)や電子カルテの更新費用などに充当。施設整備補助金は、新法人が現地建て替えを予定している新病院建設費約60億円のほぼ半額にあたるという。

 市によると、新法人は一般財団法人としてスタートし、病院経営にあたる。2年間の経営実績を踏まえ、20年度に医療法人、21年度に社会医療法人への移行を目指すという。社会医療法人の認証を受けるためには、黒字経営が必要で、市は18年度予算案に債務負担行為のうち5億円を計上する方針。【太田穣】