伊万里松浦病院移転問題:松浦市への移転承認 87→67床で県に再申請 地域医療機能推進機構 /長崎

2017.11.24


伊万里松浦病院移転問題:松浦市への移転承認 87→67床で県に再申請 地域医療機能推進機構 /長崎
2017.11.22 長崎新聞



 伊万里松浦病院(佐賀県伊万里市)の松浦市への移転について、運営する独立行政法人「地域医療機能推進機構」は20日夜、佐々町内であった佐世保県北区域地域医療構想調整会議で、従来計画の87床から67床に規模を縮小して県に開設を申請し直すと表明した。地元医療機関が指摘する民業圧迫の懸念に応える措置。同会議はこれを承認し、同病院の松浦市への移転・開設の公算が大きくなった。

 佐世保県北医療圏は過剰病床地域のため、同機構は開設に向け県に特例措置の適用を申請している。病床削減で、県は「地元の理解が得られた」として来月、臨時の県医療審議会を開く。新病院の開設を認める答申が見込まれ、県は国と協議して最終的に開設を認可するか決める。

 同調整会議は県北の市町や医師会の代表らで構成。9月の前回会合で、同機構が申請した87床のうち急性期の47床は救急医療の必要性から認めるが、在宅復帰に向けた地域包括ケアの40床は「リハビリ機能など既存病院を圧迫する」として再考を要求。県は作業部会を組織し、佐世保市医師会を中心に同機構と協議して、ケア病床は20床に半減▽運営にあたっては医師会関係者を委員とする協議会を開くとする調整案をまとめた。【峰下喜之】