米沢2病院連携へ意見書 検討委 23年度までに開院=山形

2017.11.15

米沢2病院連携へ意見書 検討委 23年度までに開院=山形
2017.11.11 



 米沢市の「医療連携あり方検討委員会」は、医師不足や施設の老朽化の問題を抱える市立病院と民間の三友堂病院の医療連携について意見書をまとめた。市立病院が病院運営の自由度を高めて経営の健全化を図るため、地方独立行政法人の米沢市民病院(仮称)に移行したうえで救急医療を含めた急性期医療の充実を図り、三友堂病院は回復期や慢性期医療を担うという内容。それぞれが新病院を建設して2023年度までの同時開院を目指すという。

 意見書によると、連携後の診療機能は、市民病院は現在とほぼ変わらないが、三友堂病院は入院が回復期の内科やリハビリ、外来は人工透析や緩和ケア、人間ドック・健診などが中心になる。病床数は市民病院が約300、三友堂病院が約170を想定している。

 今後、両病院は「地域医療連携推進法人」を設立し、職員の人事交流や許可病床の融通などを進める。

 検討委が7日、同市役所で記者会見し、委員長の嘉山孝正・山形大医学部参与が「機能を明確化し、ベストな態勢ができた」とし、中川勝市長は「地域医療をどう守るかの一点でここまで来た。一安心している」と述べた。

読売新聞