子供と心中図る母親の6割がうつ、育児の悩み・ホルモンバランス変化などで...

2017.11.06

子供と心中図る母親の6割がうつ、育児の悩み・ホルモンバランス変化などで…
2017年10月30日
厚生労働省の調査によると、2015年度に親の心中で犠牲になった18歳未満の子供は計32人。このうち、実母に道連れにされた子供は29人と9割に上った。また、心中を図った実母の約6割はうつ状態だった。
育児の悩みに加え、妊娠や出産時にホルモンバランスや環境が変化し、精神面に不調をきたしやすいという事情がある。 東京都監察医務院と順天堂大の調査では、14年までの10年間で、妊娠から産後1年間に自殺した女性は東京23区内だけで計63人。産後に自殺した40人の半数が「産後うつ」や統合失調症などだった。 才村純さいむらじゅん ・関西学院大非常勤講師(児童福祉論)は「出産後に精神的に不安定になった母親が、自ら足を運んで自治体などに相談することは難しい。子供の被害の防止には周囲の人が積極的に自治体などに相談し、症状に応じた専門的な対応が必要」と指摘する。