徳島赤十字病院 日帰り手術センター完成 11月27日運用開始

2017.11.01

徳島赤十字病院 日帰り手術センター完成 11月27日運用開始
2017.10.28 徳島新聞



28日に創立130周年を迎える日本赤十字社徳島県支部が、記念事業として整備を進めていた徳島赤十字病院(小松島市小松島町)の「日帰り手術センター」がほぼ完成した。11月19日に竣工式を行った後、同27日から運用を始める。

センターは病院の西側に隣接して整備し、鉄骨5階建て延べ約1万平方メートル。3階に日帰り手術部門を置き、術前・術後の処置などを行うリカバリーベッド38床を設けた。従来、入院対応だった心臓のカテーテル検査や内視鏡による大腸ポリープの切除、白内障の手術など一日10~20件の日帰り検査・手術に対応できる。

センター内には、がんを調べるPET-CT(陽電子断層撮影装置)も新たに導入。若手医師らが精巧な人形を使って外科手術などをトレーニングできる研修室「スキルラボ」を設けたほか、個室26床を含む一般病床42床などを整えた。屋上は災害時に備え、地域住民らの一時避難スペースとして活用する。

日帰り手術センターは昨年3月に着工。総事業費は医療機器購入費を含めて約85億円で、県の地域医療介護総合確保基金から約4億円の補助を受けた。

日赤県支部は1887年10月28日、全国で初めて設立された6支部の一つとして発足した。12月に徳島市のあわぎんホールで記念式典を開く。

県支部は130周年記念事業として、日帰り手術センターのほか、徳島市庄町3の県赤十字血液センターに災害救護の後方支援拠点施設(来年2月完成予定)を整備。牟岐町中村の町避難広場(9月に完成)に災害時に必要な資機材を収める救護倉庫を設置するなど、さまざまな事業に取り組んでいる。