埼玉・JR蓮田駅西口再開発業者 蓮田病院、医療法抵触の恐れ 県が市に注意 選定手続きが中断

2017.10.05

埼玉・JR蓮田駅西口再開発業者 蓮田病院、医療法抵触の恐れ 県が市に注意 選定手続きが中断
2017.9.19 11:11
 
埼玉県蓮田市が進めるJR蓮田駅西口再開発ビルの建設業者の選定を巡り、事業共同体としての応募が認められた蓮田病院(同市根金)が受注した場合、医療法に違反する可能性があると、埼玉県が同市に文書で注意していたことが18日、県などへの取材で分かった。建設業者の選定手続きが止まり、再開発計画は宙に浮いた状態。市民の間では再開発の遅れを危惧する声もあがっている。
 
同市によると、同ビルは、蓮田駅西口第一種市街地再開発事業の一環として同市が実施。都市型住宅の誘導と防災性の向上などを目指し、同市本町の敷地約7200平方メートルに、鉄筋コンクリート14階建てのビルを建造する。住宅約170戸や店舗などが入る予定。蓮田病院は昨年5月、同ビルに診療所を開設する意思を表明していた。
 
同市は今年6月15日、募集要項を公表し、建設業者を公募。名乗りをあげた「東急不動産・蓮田病院事業共同体」を同28日、特定建築者選定委員会で応募者に決定した。
 
同事業共同体が唯一の応募者だったことから、同市は8月25日に建設業者として選定する予定だった。しかし、県が22日、蓮田病院が選定されると医療法に抵触する恐れがあることを電話で同市に伝え、31日には文書で「慎重な手続きを行うように」などと注意したため選定にはいたらなかった。
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県によると、医療法では医療法人が行うことができる業務を定めているが、ビルの建築は含まれていない。これについて同市西口再開発課は「選定委員会に再開発法に詳しい人はいるが、医療法に精通している人がいなかったのが原因ではないか」と説明した。
 
同市は昭和60年、同事業の都市計画を決定し、平成12年に事業計画が認可。その後、テナントや建設業者が固まらず、計画が難航していた。ある市議は「医療法人が建物を建てて利益を得??