佐賀県/日本ケーブルテレビ大賞 伊万里CATV 準グランプリ 病院移転問題で特番

2017.09.26

佐賀県/日本ケーブルテレビ大賞 伊万里CATV 準グランプリ 病院移転問題で特番


西日本新聞 2017.09.22  


 伊万里松浦病院(伊万里市山代町)の移転問題を特集した伊万里ケーブルテレビジョン(同市立花町)の番組「病院は何処(どこ)へ 地域医療を考える」が、全国のケーブルテレビの優秀作品を選ぶ「第43回日本ケーブルテレビ大賞」で準グランプリを受賞した。
 番組は昨年6月に放送。へき地医療を担ってきた同病院の老朽化に伴い「現地存続」を希望する同市と、「移転開設」を求める長崎県松浦市の交渉の現場を取材した。行政や医師会、病院を運営する独立行政法人地域医療機能推進機構本部(JCHO)などへのインタビューを軸に、住民目線で地方に共通する課題をあぶりだした。

 14日に東京都内であった授賞式では、専修大文学部ジャーナリズム学科の藤森研教授が「地域が直面している課題に堂々と正面から切り込んだ地域ジャーナリズム」と講評。制作を主導した大鋸あゆり放送部長(45)は「今後も取材を続けていきたい」としている。

 

西日本新聞社

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伊万里松浦病院移転問題
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松浦市誘致、新設承認見送り 調整会議、規模など懸念 /長崎
 
 

毎日新聞2017年9月7日. 

 


  
 県北の医療のあり方を協議する佐世保県北区域地域医療構想調整会議が5日夜、佐々町内で開かれ、松浦市が推進する伊万里松浦病院(佐賀県伊万里市)の移転・新設について「まだ議論の余地がある」として承認を見送った。主催した県は「病院新設には地元の理解が重要」として、病床の規模などについて松浦市が医療機関と調整し、来月11日の県医療審議会の前に開く次回の調整会議で改めて報告するよう求めた。
 
 
 自治体や各医師会の代表らが出席。同病院を運営する独立行政法人「地域医療機能推進機構」の宇口比呂志理事、松浦市の友広郁洋市長らが説明した。

 宇口理事によると、2020年に87病床を擁する「市内唯一の公的医療機関及び救急告示病院」を新設。医療従事者の確保については「伊万里松浦病院の専門職が引き続き勤務するのが前提で、他の医療機関から引き抜きはしない」と明言した。また、松浦市は病床削減計画を提出し、離島の市営診療所の38床廃止に加え、民間2病院が計50床削減で協力すると説明。佐世保県北医療圏の病床数は現状より増えず、影響は他市に及ばないとした。

 同医療圏は過剰病床の削減が課題となっており、佐世保市の代表は「松浦市内の病床調整では済まない。全体で考えるべきだ」と主張。県医師会は新設87床のうち、一般病棟の47床については救急医療の必要性から認めるにしても、在宅復帰に向けた地域包括ケア病棟の40床は「リハビリ機能など、既存の病院を圧迫する」と再考を要求。離島の病床廃止も「ベッドは島民の宝。理解を得てから進めるべきだ」と慎重な対応を求めた。

 友広市長は苦悩の色を浮かべ「誠意を持って関係者に理解を求めていく」と述べた。【峰下喜之】
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