戸地域医療構想調整会議 急性期病床半減を計画 三戸中央病院「回復期」増へ

2017.09.14

戸地域医療構想調整会議 急性期病床半減を計画 三戸中央病院「回復期」増へ
2017.09.13 


 県は12日、八戸市の八戸グランドホテルで八戸地域の地域医療構想調整会議を開いた。席上、三戸中央病院は、2016年度報告時点で95床ある急性期病床を6年後までに半減させ、減少分を回復期に振り向ける計画があることを明らかにした。

 県の資料によると、八戸地域で25年に必要な回復期の病床数は1082床だが、16年度の各医療機関の病床機能報告では425床で657床不足。一方、急性期は必要数1122床に対し16年度が2005床と、883床が過剰となっている。

 三戸中央病院は、16年度病床機能報告とともに申告した6年後の予定で、回復期49床を95床とし、急性期95床を49床にするとした。

 同病院の澤田敦経営改善推進監は取材に、計画の詳細は未定としつつ「例えば三戸町の患者がドクターヘリなどで八戸市立市民病院に搬送された後の段階で、地元の病院で過ごせる環境を整えたほうが良い」と話した。

 また県は八戸地域の16年度病床機能報告について▽全体で3584床と、25年の必要数3231床より353床多い▽入院で対応している患者のうち、将来、在宅医療へ移行できると考えられる患者514人分の体制整備が必要─と指摘した。

 客観的資料を得るため、2月の実際の入院患者数などから換算した病床数は全体で3260床と将来の必要数に近かった。

(新村菜穂)

東奥日報社