千葉県立病院改革プラン「25年度めど黒字化」 

2017.09.12


千葉県立病院改革プラン「25年度めど黒字化」 独立行政法人化も視野 /千葉県
2017.06.24 朝日新聞



 県は今年度から4年間の「県立病院新改革プラン」を策定した。経常収支で赤字が続く県立6病院の経営改善について、プラン最終年の2020年度には県病院局全体での黒字化は見込めないとした上で、25年度をめどに黒字化を目指す内容だ。

 総務省は15年に示した「新公立病院改革ガイドライン」で、全国の自治体に対し、20年度までの計画を定めて公立病院の黒字化を図るよう求めている。

 県立病院では、14年度に県がんセンター(千葉市)で腹腔(ふくくう)鏡手術を受けた患者の死亡が相次いだことや、佐原病院(香取市)の医師不足などの影響により、同年度以降、経常赤字が続いている。一方、老朽化が進むがんセンターの新棟建設のほか、救急医療センター(千葉市)と精神科医療センター(同)の一体的整備、県立佐原病院の耐震補強工事が必要という。

 新改革プランでは、がんセンターの新棟の大規模投資で減価償却費が数十億円増えるため、「計画期間中の経常収支の黒字化は極めて困難な状況」と明記した。収支計画では、20年度は病院局全体で約24億円の赤字。がんセンターは約9億円の赤字、佐原病院は約7億円の赤字と試算した。

 一方、がんセンターの減価償却費は25年度に減少するため、25年度をめどに病院局全体で経常収支の黒字化を達成するとし、25年度は1千万円、30年度は1億6100万円の経常黒字を目指す計画だ。

 現在は地方公営企業法に基づく6病院の経営形態について、改革プランでは将来的に、地方独立行政法人への移行も視野に入れて継続的に検討するとした。独立行政法人化で、より効率的な経営が可能になる。同局の担当者は「プランを着実に実行して経営改善を図り、黒字化していきたい」と話している。(石平道典)



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市立2病院 独立行政法人へ 北九州市 2019年4月、移行方針=北九州
2017.06.09 朝日新聞

 北九州市は8日の市議会一般質問で、医療センター(小倉北区)と八幡病院(八幡東区)の市立2病院について、2019年4月に地方独立行政法人による運営に移行する方針を明らかにした。市の財政健全化を目的とする経営改革で、職員採用や給与制度などで柔軟な病院運営が可能になるという。

 市病院局によると、市立病院は現在、指定管理者制度を導入している門司病院を加えて3か所ある。医療センターと八幡病院は市直営で、それぞれ地域の基幹病院となっている。

 一方、市の病院事業は2015年度に赤字に転落し、16年度も赤字となる見通し。このため、市は公立病院改革に関する国の指針に基づき、直営の2病院を地方独立行政法人による運営に移行することを決めた。今年度中に定款策定や条例制定を進め、18年度中に総務省へ法人設立を申請する方針。

 同局は「経営形態が変わっても、患者に提供する医療が急に変わることはない」としている。