◼️滋賀・守山市民病院、33年譲渡へ 済生会に経営移行

2017.09.06

◼️滋賀・守山市民病院、33年譲渡へ 済生会に経営移行

京都新聞
 滋賀県守山市は28日、社会福祉法人「恩賜財団 済生会」(東京都港区)への経営移行を検討している守山市民病院(同市守山4丁目)について、2018年4月から15年間の指定管理の後に33年4月に譲渡する方針を、市議会文教福祉委員会で明らかにした。

滋賀県守山市が民間譲渡する方針を明らかにした守山市民病院(滋賀県守山市守山4丁目)
 県によると、県内の公立病院で指定管理者制度を導入しているのは東近江市立能登川病院のみで、民間譲渡の例はないという。

 同委員会で配布された資料によると、病院名は「済生会守山市民病院」とし、指定管理料として市は15年間で計約38億円を同法人に支払う。また、別館を改築してリハビリ室や回復期病棟を整備し、本館の大規模改修をした上で、土地と本館を無償譲渡(別館は無償貸与)するとした。市は今後、パブリックコメントを実施し、条例改正などを市議会に提案するとみられる。

 守山市民病院は湖南地域の急性期病院充実に伴い経営が悪化し、16年度末での累積赤字は18億3800万円。宮本和宏市長が4月、済生会滋賀県病院(栗東市)などを経営する同法人への経営移行の方針を示した。