市立静岡病院の実績報告-評価委、市長に「計画通り」

2017.09.05

市立静岡病院の実績報告-評価委、市長に「計画通り」
2017.08.29 静岡新聞


 静岡市立静岡病院評価委員会(委員長・西田在賢県立大大学院教授)は28日、2016年度の業務実績に関する評価結果報告書を市役所静岡庁舎で田辺信宏市長に提出した。地方独立行政法人移行後の初年度で、計画通り進捗(しんちょく)しているとの内容。

 病院が自己評価をした上で、委員会が内容を審議した。医療の質や職場環境、財務内容など29項目を5段階で評価し、いずれも3(計画通りに実施している)以上とした。

 ただ、西田委員長は「患者への接遇について改善の余地がある」とも指摘。医師や看護師に限らず、病院内で働くさまざまな職種を対象に、患者に安心感を与える研修が必要との意見が委員から挙がったと伝えた。

 田辺市長は「1年目で背中を押すような形」と高評価を歓迎しつつ、指摘を踏まえ「厳しい評価の中で(改善への)やりとりが始まる」と強調した。


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県立病院改革プラン「25年度めど黒字化」 独立行政法人化も視野 /千葉県
2017.06.24 朝日新聞



 県は今年度から4年間の「県立病院新改革プラン」を策定した。経常収支で赤字が続く県立6病院の経営改善について、プラン最終年の2020年度には県病院局全体での黒字化は見込めないとした上で、25年度をめどに黒字化を目指す内容だ。

 総務省は15年に示した「新公立病院改革ガイドライン」で、全国の自治体に対し、20年度までの計画を定めて公立病院の黒字化を図るよう求めている。

 県立病院では、14年度に県がんセンター(千葉市)で腹腔(ふくくう)鏡手術を受けた患者の死亡が相次いだことや、佐原病院(香取市)の医師不足などの影響により、同年度以降、経常赤字が続いている。一方、老朽化が進むがんセンターの新棟建設のほか、救急医療センター(千葉市)と精神科医療センター(同)の一体的整備、県立佐原病院の耐震補強工事が必要という。

 新改革プランでは、がんセンターの新棟の大規模投資で減価償却費が数十億円増えるため、「計画期間中の経常収支の黒字化は極めて困難な状況」と明記した。収支計画では、20年度は病院局全体で約24億円の赤字。がんセンターは約9億円の赤字、佐原病院は約7億円の赤字と試算した。

 一方、がんセンターの減価償却費は25年度に減少するため、25年度をめどに病院局全体で経常収支の黒字化を達成するとし、25年度は1千万円、30年度は1億6100万円の経常黒字を目指す計画だ。

 現在は地方公営企業法に基づく6病院の経営形態について、改革プランでは将来的に、地方独立行政法人への移行も視野に入れて継続的に検討するとした。独立行政法人化で、より効率的な経営が可能になる。同局の担当者は「プランを着実に実行して経営改善を図り、黒字化していきたい」と話している。(石平道典)