西諸地域お産の場ゼロ/県、住民交え特別会議/医療懇

2017.07.27


西諸地域お産の場ゼロ/県、住民交え特別会議/医療懇

2017.07.26 宮崎日日新聞
 


 地域医療の課題について西諸地域の医療関係者や首長が話し合う西諸医療懇話会(会長・内村大介西諸医師会長)の本年度第1回目の会合は24日、西諸医師会館であった。委員ら約10人が出席。産婦人科、小児科医不足の課題を話し合うため、特別会議を設置することを決めた。

 西諸地域ではえびの市の民間病院が8月から分娩(ぶんべん)受け入れを中止するため、お産の場がゼロになる。特別会議は、この問題の解決に向けて具体的な意見を話し合う場とした。

 小児科医不足の問題も含めて協議するため、名称は「産婦人科・小児科医療対策特別会議」に。同医師会や小林、えびの市、高原町職員のほか、県医療薬務課や住民でつくる地域医療を考える会などで構成。宮崎大医学部にアドバイザーを依頼し、産婦人科・小児科医確保に向けた対応などを話し合うという。

 委員からは「小児科や産婦人科が不足する現状では、若者が西諸地域で生活しようと思う気持ちになれない」「人口減少が病院経営にも支障となる。産婦人科以外の病院も無くなる可能性がある」などの意見が出た。