埼玉県済生会/栗橋病院再整備基本方針/加須市に急性期医療部門移転、200床規模  

2017.06.27

埼玉県済生会/栗橋病院再整備基本方針/加須市に急性期医療部門移転、200床規模
2017.06.26 日刊建設工業新聞 



 社会福祉法人恩賜財団済生会支部埼玉県済生会栗橋病院(埼玉県久喜市、329床)の再整備基本方針が、埼玉県済生会支部理事会で決定した。栗橋病院の急性期医療部門を加須市内に移転し、200床規模の急性期病院を建設するとした。今後栗橋病院が施設整備計画を策定し、済生会本部と本部理事会などを経て最終決定する。済生会本部の決定まで1年程度を見込んでいる。

 基本方針では、栗橋病院の施設を将来的にも地域医療に貢献できるように総合的な設備とすることとし、加須市内に急性期病院を建設。現在の栗橋病院については、地域包括ケアシステムなどの地域医療に必要される医療施設に再整備する。

 加須市は市内への総合病院誘致を長年の政策課題としていることから、東武鉄道加須駅南側徒歩5~10分圏の農地約4万平方メートルを地権者から今年2~3月に購入した。大橋良一加須市長は「全面的な支援」を進めるとコメントしている。市は昨年、栗橋病院と覚書を交わし、新病院建設に助成する30億円の基金を設けている。

 取得した土地を市が済生会に売却するか賃貸するかなどは今後協議して決定する。新病院の施設規模、診療科目数、着工、完成時期などは済生会本部の最終決定の段階で固まる見通しだ。