北斗画像診断センター

2016.11.10



北斗画像診断センターは、帯広にある社会医療法人「北斗」が平成25 年5 月28 日にウラジオストックで開業した。

事業の目的として「脳ドックや心臓ドックを中心とした第二次予防医療の当地での展開」「日本の医療技術の海外移転及び当地での医療技術者の育成」
「日本の医療機器の海外普及」を設定している。


場所は、以前に建築関連の職員の保養所であった場所の1 部を借りており、内科、神経内科、眼科、循環器、整形外科、放射線科といったラインナップになっている。

放射線科は、画像診断センターの名の通り、難しい診断は遠隔医療で日本からのアドバイスを受ける体制になっている。

人間ドックと画像センターが主であり、日本製の64 列CT、1.5T のMRI、高機能のエコー(写真)を備えている。

ハードのみならず、ソフト面でも24 時間ホルター心電図の解析を日本で行ったり、画像編集ソフトが日本製であったり、電子カルテも導入しと、ハード、ソフト面ともに日本の英知を集めて作られている。


なお、ロシア人は医療データを自らが管理するということで、画像などのデータは袋に入れて患者に返すシステムになっている(写真)。

ちなみに、1993 年のソビエト連邦崩壊に伴い、医療保険制度がつくられた。これは日本同様に強制保険であり、この導入に伴い、2011 年以降は全国共通の保険証で、民間病院の一部にも、この保険証での受診が可能となった(北斗病院もその方向)。

なお、日本のみならず外国資本や民間立の医療機関が増えてきており、医療特区設立の動きがあったり、オランダ資本の医療機関(ファルク・メディカルセンター、15 床)もできている。



最後に
ロシア特に極東の医療はまだまだ遅れている。日本に医療を求めに来る医療ツーリズムも盛んであるが、今回の視察でその理由がわかったように思う。

日ソでは平和条約もいまだ締結されていないが、極東とは距離が近いので、北斗病院の
ように、医療を含めた経済などの虚位力の進展を望んで、この項を終わりとしたい。http://www.hokuto.ru/