米沢市:医療連携の協議開始 市立病院と民間統合視野 /山形

2016.09.28

米沢市:医療連携の協議開始 市立病院と民間統合視野 /山形
2016.09.27 毎日新聞



 米沢市は26日、建て替えを検討している同市立病院(同市相生町、病床数322床)と民間病院、三友堂病院(同市中央6、190床)の統合を含む医療連携の協議を始めたことを明らかにした。市議会市立病院建替特別委員会で、市立病院事務局の担当者は「今年度中に一定の方向性を出したい。その後、現在の病院建替基本構想を練り直すこともあり得る」と述べた。

 同事務局によると、医師不足により両病院とも深夜の当直体制が厳しくなっているという。特に市立病院では5月中旬に精神科の閉鎖により、拍車がかかったという。

 これを受けて市内の救急医療体制の維持を目的に、昨年から三友堂病院と事務レベルの協議を開始。先月、中川勝市長が改めて三友堂病院に医療連携の話し合いを申し入れ、合意したという。診療科のすみ分けや統合を選択肢として、近く本格的な協議に入る考え。

 26日に記者会見した中川市長は、20日に厚生労働省に地域の医療連携に関する相談をした際、「再編統合という手法が出た」と述べた。

 県は、人口減少に対して2025年を見据えた地域医療構想を今月中に示す予定だが、地域では医療連携の模索が始まっている。【佐藤良一】