松前病院時代に先進地域医療*木村前院長 美唄病院へ

2016.08.30

松前病院時代に先進地域医療*木村前院長 美唄病院へ
2016.08.27 北海道新聞


 【美唄】渡島管内松前町の町立松前病院(100床)で、診療科を限定しない「全科診療(総合診療)」制度の導入など、先進的な地域医療を進めてきた前院長木村真司氏(51)が、美唄市の市立美唄病院(松江弘一院長、98床)の内科医長に、9月1日付で就任することが分かった。

 木村氏は、松前病院で無料送迎バス運行や研修医の積極受け入れなど新たな地域医療サービスの確立に取り組んできた。だが、持論の病院の地方独立行政法人化を巡り町と対立し、7月31日付で退職。美唄病院とは、自らが支部長を務める日本プライマリ・ケア連合学会北海道ブロック支部のフォーラムなどを通じ、数年前から交流があった。

 木村氏は北海道新聞の取材に、「縁のある場で新たなスタートを切りたいと考え、勤務を希望した。北海道の地域医療の発展に力を尽くしたい」と述べた。

 美唄病院では常勤医として週3日の外来診療を行い、松前時代に取り組んだ研修医や医学生の育成、全国約400の病院などが登録するインターネット中継の学習会なども継続する。