松前に医師派遣中止へ*函館の2病院*木村院長退職受け

2016.08.01

松前に医師派遣中止へ*函館の2病院*木村院長退職受け
2016.07.30 北海道新聞


 【松前】病院の地方独立行政法人化をめぐる町との意見の違いから院長が7月末で退職する町立松前病院に対し、外来診療を行う医師を派遣してきた函館市内の2病院が、それぞれ8、9月で派遣を取りやめることが29日、分かった。

 市立函館病院は小児科医1人を週1回、循環器内科医、乳腺外科医各1人を月1回派遣してきたが、8月末で中止する。函館協会病院も外科医1人の月1回の派遣を9月末でやめる。

 町立松前病院によると、2病院はいずれも地域医療に対する木村真司院長の取り組みに協力する形で派遣を行ってきたが、木村院長の退職で事業を見直すことになったという。町立松前病院は「支援継続を要請していく」と話している。

 札幌医科大の派遣医師による眼科、耳鼻咽喉科、内科の診察や、函館中央病院の整形外科医による診察は今後も継続する予定だ。

 町立松前病院の常勤医は現在7人だが、木村院長の退職などで10月から4人体制になる見通し。(高野渡)