西都児湯医療センター 地方独立行政法人に移行=宮崎

2016.04.04

西都児湯医療センター 地方独立行政法人に移行=宮崎
2016.04.03 読売新聞



 西都市が出資する西都児湯医療センターが1日、運営を医療法人財団から地方独立行政法人に移行した。記者会見した橋田和実市長は「市民の安心安全のため、地域医療の維持、充実に努めてほしい」と語った。

 地方独立行政法人による病院運営は県内初。医療法人財団が2011年から第3セクター方式で運営してきたが、13年度には複数の常勤医が退職し、体制の確立が課題となっていた。

 市によると、法人化で公共性を担保し、予算執行や職員採用が従来よりも柔軟になる。医師不足や救急部門で赤字が続くセンターの運営基盤確立のため、市は2億1000万円を出資した。

 センターは西都市を含む7市町村を管轄する。常勤医は理事長を含めて5人。内科医と脳神経外科医、麻酔科医がおり、夜間帯(午後7~11時)の救急医療にも対応する。

 3年間の中期計画では、18年度までに常勤医を7人態勢とし、初期救急医療の維持や救急車の受け入れ増などを目指す。長田直人理事長は「態勢は整ったが、まだ深夜帯はカバーできない。引き続き医師確保などに取り組む」と語った。