休日診療所、夜間は日本海総合病院に 酒田市方針、来年度から

2016.03.22

休日診療所、夜間は日本海総合病院に 酒田市方針、来年度から
山形新聞 3月6日(日)10時4分配信
 
 酒田市は、市休日診療所の夜間診療について、2016年度から日本海総合病院に移行する方針を決めた。日中の診療は継続する。医師確保が難しく、夜間の患者数が少ないことが理由。同病院や地元の医師会、薬剤師会などの同意を得ており、関連条例の一部改正案を開会中の市議会3月定例会に提案している。

 休日診療所は日曜、祝日と12月31日~1月3日の年末年始に診療を行い、年間開設日数は70日間程度。診療時間は午前9時から午後5時までの「日中」と、午後6時から同9時までの「夜間」に区分。日中は医師2人と看護師3人、薬剤師2人、医療事務担当者2人の計9人体制で、夜間は医師、看護師、薬剤師が各1人と医療事務担当者2人の計5人体制。市は医師会と薬剤師会、ニチイ学館に運営を委託している。

 市健康福祉部によると、年間の患者数は近年、5千人前後で推移。このうち夜間は300人台で、1日平均で4人。インフルエンザの流行期などに1日10人を超える日もあるが、12~14年度で10人以上の日数は各年度で5~7日。一方、患者ゼロは2~9日、1人は6~14日だった。

 診療所開設日は日中、夜間で計3人の当番医師が必要だが、医師会加盟者の高齢化などでローテーションを組むのが難しくなってきているという。市と医師会などでつくる運営協議会の昨年6月の会合で、検討を求める意見があり、市が関係機関・団体と協議を進めてきた。

 条例改正案が可決されれば、来年度から、休日診療所の診療時間は日曜、祝日と年末年始の「日中」となり、「夜間」は日本海総合病院が受け入れる。市は酒田、遊佐、庄内の3市町の各広報紙などを通じ、周知を図るとしている。