茨城県西病院再編/筑西市新中核設計は1月28日まで

2016.01.12

茨城県西病院再編/筑西市新中核設計は1月28日まで
2015.12.24 建設通信新聞


【桜川市立はDB、ECIも】

 茨城県筑西、桜川の両市は21日、県筑西合同庁舎(筑西市)で開いた筑西・桜川地域公立病院等再編整備推進協議会(会長・山口巖筑波大名誉教授)の第5回会合で、新中核病院、桜川市立病院の各基本計画案を示した=写真。総事業費(税込み)は筑西市の新中核病院が128億円、桜川市の市立病院が68億円。また、筑西市は22日、新中核病院整備基本設計・実施設計業務の公募型プロポーザルを公告した。質問は24日、参加表明書は28日の各午後3時まで企画部中核病院建設推進課で受け付ける。2016年1月23日に特定する。 各基本計画案のうち、総事業費の内訳は、新中核病院が建築工事費86億円(設計・監理、外構を含む)、医療機器費33億円、用地費など9億円(造成、現病院解体を含む)、桜川市立病院が建築工事費43億円、医療機器費16億円、用地費など9億円。新中核病院の建築工事費のうち、建設工事費は77億6600万円(屋上ヘリポート、屋外付帯工事、浄化槽設備を含む)。

 新中核病院は急性期医療を中心とし、病床が一般約250床。診療科は筑西市民病院と県西総合病院の13科を起点に協議する。建設候補地は筑西幹線道路沿いの民有地(筑西市大塚、深見)約3.8ha。地方独立行政法人が運営し、水谷太郎筑波大附属病院副病院長、梶井英治自治医科大地域医療学センター長がそれぞれ理事長と病院長のいずれかに就任する予定だ。

 設計プロポーザルの参加資格は国内に本社があり、過去に延べ1万〓以上の病院設計実績がある設計事務所と県内に本社がある設計事務所による2者JV。設計費の上限は2億3271万8400円(税込み)。委託期間は16年11月30日まで。

 造成工事は同年10、11月に実施する。同年12月の本体工事着手を目指す。発注方式は、従来の工事発注方式か施工予定者技術協議(ECI=アーリー・コントラクター・インボルブメント)方式を採用する見通しだ。

 桜川市立病院は、回復・維持期医療を中心に、指定管理者に就任予定の隆仁会(桜川市)が運営中の山王病院で実施している一次救急も担う方針。病床は一般80床、療養40床の計約120床。診療科は同病院の8科を基本に新たに検討する。建設候補地は高森地区の約4haで、16年3月までに決める。建物は地上3階建て以下で地下は設けない。

 基本設計は16年7月から11月、実施設計は同年12月から17年5月までの期間で進め、同年6月の着工を想定している。発注方式は従来方式やECI方式のほか、設計・施工一括発注(デザインビルド=DB)方式、詳細設計付き工事発注方式などから絞り込む。

 いずれも18年8月の完成、同年10月の開院を目指す。

 筑西市は基本計画策定・総合支援をみずほ総合研究所、事業認定許可申請書・開発行為許可申請書など作成を水工エンジニアリング、桜川市は基本計画策定・設計者選定支援をシップヘルスケアリサーチ&コンサルティングに委託している。