酒田市 全国地方行法病院協の総会 「ちょうかいネット」の取り組み紹介

2015.11.10

酒田市 全国地方行法病院協の総会 「ちょうかいネット」の取り組み紹介
2015.11.07 山形新聞



 全国地方独立行政法人病院協議会(会長・中島豊爾岡山県精神科医療センター理事長)の総会が6日、酒田市のホテルリッチ&ガーデン酒田で開かれた。事例発表で、日本海総合病院(同市)の島貫隆夫院長代理が庄内地域の医療機関が患者の情報を共有する「ちょうかいネット」の取り組みを紹介した。

 約170人の出席者を前に、島貫院長代理は149の医療機関、診療所が加入し、1万8619人の患者が登録する庄内地域医療情報ネットワーク「ちょうかいネット」について報告。同ネットの登録患者数の推移や診療医師記録などの項目別のアクセス状況を説明し「情報通信技術(ICT)による地域医療情報連携システムを推進していく必要がある。そのためにヒューマンネットワークが大切だ」と述べ、人的なつながりの重要性を強調した。

 佐藤顕酒田地区医師会十全堂副会長が実例を交えてちょうかいネットのメリットを解説。島崎謙治政策研究大学院大教授と村上正泰山形大大学院教授が医療政策の課題などについて講演した。

 同協議会は、地域医療の発展を図ることを目的に、各病院が抱える課題を話し合おうと2012年に設立。地方独立行政法人病院81のうち、70が加入している。