府立医大生が現場で学ぶ

2015.09.15

北部の医療現場 府立医大生学ぶ=京都
2015.09.13 読売新聞


 地域医療の実情を学ぼうと、府立医科大学の医学科、看護学科の学生約160人が、同大付属北部医療センター(与謝野町)や市立福知山市民病院など7病院に分かれ、現場の声に耳を傾けた。

 同センターで実習した30人は宮津市内で丹後地域の在宅医療に関わるスタッフらと意見交換。「医学だけでなく、地域のことも考えられる医師になってほしい」「連携を密にするためにも相談しやすい環境づくりを」などの注文を、メモを取りながら聴いていた。

 府医療課によると、人口10万人あたりの医療機関勤務の医師数(2012年末時点)は、宮津市など丹後医療圏が161・7人、舞鶴市など中丹医療圏が210・6人。全国平均(226・5人)を下回っており、医師不足が顕著になっている。

 同大学医学科5年の小沢孝明さん(23)は「医師が少なく多忙な中でも、関係機関と連携を深めるため、我々から学ぼうとする姿勢が大切と感じた」と話した。