東女医大に地域推薦枠 看護学部・修学金貸与 地元での従事期待-掛川市長会見

2015.08.14

東女医大に地域推薦枠 看護学部・修学金貸与 地元での従事期待-掛川市長会見
2015.08.12静岡新聞 


 掛川市の松井三郎市長は11日の定例記者会見で、東京女子医科大看護学部の入学試験に同市からの地域枠推薦制度が新設されることになったと発表した。高度な専門知識を身に付け、看護資格などの取得後に市内での地域医療業務に従事してもらうのが狙い。合格者に対し、市は条例に基づいて毎月5万円の修学資金を貸与する。

 2016年度入試から実施する。市内に在住または市内の高校に通学するなど各種条件を満たす生徒が対象となる。市は高校からの推薦を受けて9月に書類や面接による選考を行い、最大2人を同大に推薦。同大は10月に試験を予定する。

 同大は市内出身の吉岡弥生が創設し、看護学部1年生が大東キャンパスで学ぶなど市とのつながりが深い。一方で、「これまでは市内からの進学者が少なかった」(市地域医療推進課)こともあり、門戸の拡大や地域医療を担う人材育成のために市が地域枠制度を働き掛けてきたという。

 修学資金は市内の同大研修指定病院に入った場合、働いた月数分の返済が免除される。

 松井市長は「中東遠総合医療センターの看護師や市役所の保健師確保が重要になっている。この制度から市の地域医療を担う若手が育ってほしい」との考えを示した。

静岡新聞社