千葉市立海浜病院:心臓血管外科で患者7人が手術後に死亡

2015.07.06

千葉市立海浜病院:心臓血管外科で患者7人が手術後に死亡
毎日新聞 2015年07月04日 11時04分(最終更新 07月04日 12時30分)

 ◇調査検討委員会を設置

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 千葉市美浜区の市立海浜病院(太枝良夫院長)の心臓血管外科で4〜6月、患者7人が手術を受けた後に死亡していたことが分かった。短期間に多くの死亡者が出ていることから、同病院は7日にも院内に調査検討委員会を設置し、医療過誤がなかったか調べる。

 病院によると、入院していた50〜70代の男女7人が手術から1〜20日後に死亡した。執刀医は2人だった。

 調査検討委は執刀医や外部の専門家らで構成し、原因を詳しく調べる。医療過誤が認められれば厚生労働省などに報告し、調査結果を公表する。調査が終了するまで大動脈瘤(りゅう)手術や人工心肺装置を用いた手術など、患者に負担のかかる心臓・血管系の手術は中止するという。

 病院の加藤勝夫事務長は「手術はこれまで何度も実施してきたもので、リスクの高い患者がたまたま集まった可能性がある。現時点で医療過誤があったとは考えていないが、死亡者の数が多い。問題があるといけないので、調査委で調べる」と説明している。

 病院ホームページによると、心臓血管外科では昨年、心臓・胸部大血管手術を101件、腹部大動脈・末梢(まっしょう)血管手術を88件実施した。同病院は1984年に開設された総合病院で一般病床は287。2013年、地域医療支援病院の承認を受けた。【金森崇之】