生駒市立病院:小児科、常勤医0人 4床で受け入れへ 来月開院時 /奈良

2015.05.27

生駒市立病院:小児科、常勤医0人 4床で受け入れへ 来月開院時 /奈良
2015.05.26 毎日新聞



 生駒市は25日の市議会市民福祉委員会で、市立病院(210床)の6月1日の開院時の体制を明らかにした。

小児科は常勤医が確保できず、開院時に受け入れ可能な病床数99床のうち、小児科への割り当ては4床にとどまった。
他部門の医師で対応可能な盲腸手術などを除き、当面は子供の本格的な手術ができないという。

 指定管理者の医療法人「徳洲会」が市に提出した今年度の事業計画書によると、常勤医15人、非常勤21人。

非常勤を常勤換算した実質的な医師数は全体で18・3人になる。小児科医は非常勤6人を確保したが、常勤医を確保できる見通しは現時点で立っていないという。

 小児科以外の病床の内訳は内科系47床▽外科系30床▽産婦人科18床。

事業計画では、年度末の来年3月時点の1日平均入院患者数を190・6人と想定している。

今後の入院数の推移などを見ながら、必要に応じて受け入れ可能な病床数を増やしていく。

 小児医療の充実は、救急医療と並んで市立病院の重要な柱で、常勤医確保は今後の大きな課題となる。また、地域医療機関との連携も具体的には進んでおらず、早期の連携体制の構築が求められている。【熊谷仁志】