15年度県政の焦点(5)

2015.05.08

15年度県政の焦点(5) 保健福祉部長 松岡輝昌さん
2015.05.04 茨城新聞



■地域医療構想を策定

-医療介護サービスの提供体制について

団塊世代が75歳以上となる2025年を見据えた医療提供体制の構築に向け、保健医療計画の一部として本年度、「地域医療構想」の策定を始める。医療需要の将来推計などのデータに基づき、地域ごとに医療機能の分化と連携が適切に行われることを目指す。

また、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けられるよう、医療・介護・予防・生活支援・住まいが一体的に提供される地域包括ケアシステムを構築する。構築に当たっては、高齢者や障害者、難病患者などを対象に94年度から県独自の福祉施策として取り組む地域ケアシステムを生かした茨城独自のシステムを目指す。

-少子化対策について

3月に策定した「大好きいばらき次世代育成プラン」に基づき、結婚・妊娠・出産・育児のライフステージに応じた総合的な支援を進める。働き方の改革で仕事と生活の調和を実現し、男女が働きながら子育てできる環境を目指す。

子ども・子育て支援新制度に合わせ、地域の子育てサービスを充実できるよう「子育て人材支援センター」を新設した。保育士・幼稚園教諭の再就職支援のほか、子育て支援員の養成を図る。家庭を築き、子どもを産み育てるという希望をかなえる環境づくりを進め、世代をつないでいくことは地方創生の重要な柱と認識している。

-19年の第19回全国障害者スポーツ大会に向けた取り組みは

準備委員会を中心に着実に準備を進め、県広報紙やホームページなどを積極的に活用し機運を盛り上げていく。大会に向けた選手層の拡大と競技力向上を図るため、スポーツ教室や練習会などを開き、選手の確保と育成に努める。大会開催を良い契機として、障害者スポーツのより一層の推進と、スポーツを通じた障害者の自立と社会参加の促進に取り組んでいく。

■まつおかてるまさ

大阪府出身。京都府立医科大医学部卒。2000年厚生省採用、厚生労働省老健局老人保健課長補佐、県保健福祉部医監兼次長を経て4月から現職。43歳。