市町村議会(6日) 南砺市 2病院長を交えて協議会 地域医療で専門部会新設 市長が方針

2015.03.14

市町村議会(6日) 南砺市 2病院長を交えて協議会 地域医療で専門部会新設 市長が方針
2015.03.07富山新聞


 本会議を再開し、1氏が代表質問、6氏が一般質問した。田中幹夫市長は地域医療のあるべき姿を市の計画に盛り込んでいくため、南砺市民、南砺中央両病院長を交えた協議会や具体的方策を検討する専門部会を早期に発足させる方針を明らかにした。両病院が連携して問題解決に向け、将来的には一体的運営の可能性なども検討していく。

 総務省が年度末までに新たな公立病院改革ガイドラインを策定し、自治体に対しても改革プランの策定を要請する方針であることから、市では検討委員会を設け、協議会での議論も含めて進めていく。病院での機能分担、急性期や回復期といった病床機能の見直し、両病院の病床数などを検討し、将来の方向性を明らかにしていくとした。

 職員数の削減について、田中市長は2005年4月からの10年間で目標の201人減が達成できる見込みであるとし「さらに大きな職員数の削減には、庁舎機能の見直しなど抜本的な組織機構の見直しを進めていかなければならない」とした。新年度から5年間の第2次定員適正化計画で、新たな見直し規定を設けるほか、新年度に「庁舎のあり方」についての予算を計上し検討していくとした。才川昌一氏(自民クラブ)の代表質問に答えた。

 市が福野・二日町の約4万7680平方メートルを6億2277万円で一括購入した福野工場用地について、長澤孝司市長政策室長は福祉と子育て施設を中心としたゾーン整備とし、東西に新たに設ける幹線道路と西側外周市道は新年度予算に実施計画を計上、幹線道路は16年度末の完成を予定しているとした。道路や下水などインフラ整備に多額の経費が掛かることから東側エリアは第2期開発区域とすることも明らかにされた。高橋佳寿江氏(なんと市民の会)の一般質問に答えた。

 このほか、榊祐人、石川弘(以上自民クラブ)中島満(共産)竹田秀人、向川静孝(以上自民クラブ)の各氏が質問した。市側の主な答弁は次の通り。


 ▽市共通ポイントカードの統合事業計画が示された際には、補助事業なども活用しながら支援していきたい。【質問・榊氏】

 ▽県の増産・供給体制が整うことから無花粉スギ「立山 森の輝き」の植栽事業を計画的に推進していきたい。【質問・石川氏】

 ▽志賀原発の避難訓練はさまざまなシミュレーションの上に訓練を重ねることが最も大切であると考える。【質問・中島氏】

 ▽東海北陸自動車道の飛騨清見IC―小矢部砺波JCTの4車線化は、早期実現に向け、連携を図っていきたい。【質問・竹田氏】

 ▽老朽空き家の解体は所有者へ自発的に適正管理や解体をするよう指導助言していく。【質問・向川氏】