産婦人科「あびこクリニック」、「印西総合病院」ほか経営 医療法人緑生会

2015.02.05

産婦人科「あびこクリニック」、「印西総合病院」ほか経営
医療法人緑生会
民事再生法の適用を申請
負債66億5900万円2014/08/29(金)
 

TDB企業コード:290060633
「千葉」 (医)緑生会(我孫子市我孫子4-3-25、理事長橋本明氏)は、8月29日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。

 申請代理人は杉浦正敏弁護士(東京都新宿区西新宿1-8-1、電話03-3343-3984)ほか。

 当法人は、1995年(平成7年)10月、橋本氏が茨城県で産婦人科クリニックとして個人創業、98年(平成10年)8月に法人改組された。「あびこクリニック」(我孫子市)などの産婦人科クリニックの経営を主体に、総合病院「印西総合病院」(2013年1月開設、印西市)や介護老人保健施設「桜の郷 祐寿苑」(茨城県茨城町)のほか、歯科クリニック、助産師専門学校も運営。2006年5月に茨城県から現所に本店を移転してからは積極的な開業を続け、2012年4月期には年収入高約20億1900万円を計上していた。

 しかし、従前から医院の開設に伴う設備投資が重荷となっていたほか、借入金は年商を大幅に上回り人件費も増大したことから2013年4月期は年収入高約19億7800万円に対して約5億3300万円の最終欠損計上を余儀なくされていた。

翌2014年4月期には、総合病院における診療科の増設などで年収入高約23億800万円を計上したものの、最終欠損は約8億9500万円に拡大。

同期で債務超過に転落するなど資金繰りがひっ迫し、8月16日には同月末で印西総合病院の複数の診療科を休止する旨をリリースしていたなか、ここに来て自主再建を断念、今回の措置となった。

 負債は2014年4月期末時点で約66億5900万円。